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オールドレンズと行くドール撮影 第1回 「Meyer-Optik Görlitz Orestor 135mm F2.8」

載第1回目です。
M42レンズ以外も集まってきたのと、タイトルでドール写真があると分かるように連載タイトルを変更しました。
sssIMG_5903.jpg


Meyer-Optik Görlitz Orestor 135mm F2.8(M42マウント)
2013年3月にebayで送料込み$151で手に入れました。
読み方はメイヤーオプティック ゲルリッツ オレスター。
メイヤーオプティックはメーカー名
ゲルリッツは地名
オレスターはレンズの名前です。
昔のレンズは焦点距離やレンズ構成によって名前が付けられていました。
現代でもCarl Zeissは名前を付けていますね。

このレンズは海外では"bokeh monstar"の愛称で呼ばれています。
ssIMG_5903.jpg
bokeh monstar orestar & カワイイモンスターゆきかちゃん

シリアルナンバーによるとこの固体は1960年代後半の物のようです。
約40年前のものとは思えないほど綺麗です。
光学系に少しチリはありますが、傷は一つもありません。
なぜ今になるまでこのような綺麗な状態を保てたのか。
構造が単純なため、レンズ以外が全て金属で出来ていて劣化に強いため、そしてなによりもこれまでの所有者が大切に扱ってきたためでしょう。
僕もこの流れが消えぬよう大切に扱いたいと思います。

このレンズについてネットで国内を検索したところ、
Pentacon 135mm F2.8というレンズについて、Carl Zeiss Jena Sonnar 135mm F3.5のコピーだ。という情報と、このMeyer-Optik Görlitz Orestor 135mm F2.8のコピーだ。という情報がありました。
しかしはっきりした根拠も書かれておらずもやもやしたので、海外の情報をさがしたところ大体分かったので書き残しておきます。

Meyer-Optik。
1896年にHugo MeyerによりドイツのGörlitzに設立された光学機器メーカー。
第二次世界大戦後の1968年Pentaconに吸収された。
時を同じくしてCarl Zeiss JenaもPentaconに吸収されている。
その後PentaconからPentacon 135mm F2.8を含むPentaconシリーズが発売。

ここでPentacon 135mm F2.8はSonnarかOrestorかという話が出てくるわけです。

PentaconシリーズにはMeyer-Optikシリーズと同様の焦点距離、開放F値のレンズが多い。
さらにebay等で検索するとMeyer-Optikシリーズの外観で銘板のみPentaconに差し替えられた物が見られる。(50/1.8と135/2.8で確認)
とここら辺はほぼM42 MOUNT SPIRALさんの受け売り。僕がM42に興味を持ったのも大体ここのせい。

この時点でもうほとんど確定なんですがもう少し調べてみました。
Sonnar 135mm F3.5の光学系
s

Orestor 135mm F2.8の光学系
s

後群の枚数の違いが一番分かりやすいと思います。

そしてPentacon 135mm F2.8の光学系
s
Orestor 135mm F2.8と同じ後群が2枚ですね。
自分の物も確認したところ後群は2枚でした。
というわけでPentacon 135mm F2.8はOrestor 135mm F2.8の後継機で間違いないようです。
というか上のOrestorのページにも書いてあるんだけどね!
"bokeh monstar"を楽しみたいならこのOrestor 135mm F2.8かPentacon 135mm F2.8を手に入れましょう。

ちなみにPentacon 135mmの方はマルチコート化されているので、光学性能ではこちらが優れます。
しかしOrestorは絞り羽が15枚もあり(Pentaconは6枚)
s
絞ってもボケは円形を保ちます。
それと外観が格好良いです(重要)
ぶっちゃけ僕はこのレンズのことを良く知らないまま見た目が気に入ったので手に入れました。


てながーい前置きが終わったところで以下作例です。
えりかちゃんを連れて当ブログおなじみ野鹿の滝に行ってきました。

使用機材:EOS 5D Mark II
RAWからホワイトバランス調整とノイズ除去のみで現像。
ピクチャースタイルはポートレート。

ssIMG_6142_20130609214301.jpg
135mmという焦点距離はどういうものなのか。
大判カメラの標準レンズ。
人が何かを注視するときの焦点距離。

ssIMG_6122.jpg
試しに遠目で気になった物を撮ってみるとなるほど後者の話も分かる気がします。

ssIMG_6123.jpg
圧縮効果と浅い被写界深度は望遠ならでは。
ドール撮影では使いにくいですが。

ssIMG_6131.jpg
ボケに軽く輪郭が出ています。
これはこれで綺麗。

ssIMG_6133.jpg
条件によっては輪郭は出ません。

ssIMG_6159.jpg
ssIMG_6156.jpg
ssIMG_6157.jpg

コントラスト、発色ともに悪くないですね。
今回は曇りだったので晴天でも使ってみたいです。


追記
EF70-200mm F2.8L IS USMとの比較をしてみました。
比べて見るとやはり現代のレンズは凄いです。
ピント面解像度、ボケ味ともにEF70-200mm F2.8L IS USMが優れています。
それとOrestorの方はどうもF2.8は無いみたいですね。
実際にはF3.5程度でしょうか。
この時代大手メーカーでもスペックを誇張して書くことが結構あったようです。
昔は大らかな時代だったのでしょう。


一緒にもう一つレンズを持って行ったので近いうちに第2回を更新できると思います。
それでは(*'ω'*)ノシ

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No title

最後の3枚に魅せられちゃいました~ゆきかちゃん可愛い♪
こういった写真に魅了されて
私も1眼を買いましたが60Dを・・・
使いこなせてないですが

Re: No title

■[常夜の氷雪]マサキさん
ありがとうございます。
非常に言いづらいのですが写真の子はえりかちゃんです。
見分けにくいのは承知してますので単純に髪の色で見分けて頂ければと・・・
60Dなら撒き餌レンズことEF50mm F1.8 IIはチェックされましたでしょうか。
外観は安っぽいですが価格も安く写りもいいですよ!

No title

カッコいいレンズですね
物欲がそそられます

Re: No title

■しょうたさん
お返事が遅くなってしまってすみません。
今の時代のレンズと違って見た目でも各社試行錯誤してたので格好良い物がいっぱいありますよ!

No title

自分も現在M42のオールドレンズ沼に手をだそうかだそうかと悩んでいるところです
逆光への強さや、ピント面やボケが整って綺麗かなんて現代のレンズにまかして
逆行の弱さや、ボケが整ってない、ぐるぐるぼけなど古さからくる弱さを味として楽しむのが
オールドレンズだと思います!
まぁまだオールドレンズもってないんですけどね・・・
INDUSTAR61L/ZorVOLNA9を夜景で、指さしのポーズをぐるぐるボケレンズでとか妄想ばかりが膨らみます・・・
ebay怖い・・・が最大の悩みです><

Re: No title

■tatataさん
わざわざ昔のレンズを使う意味って結局はそれだと思います。
INDUSTAR61L/Zは星ボケも特徴的ですが最短撮影距離も短くて使いやすくて安くてお勧めです。
ebayはドルやポンド表記見てると金銭感覚狂って来るんですよねー。お気をつけください。

No title

お邪魔しま~す♪
今朝もメイヤーのレンズを1本救いだし、最近メイヤーづいてます。
バブルボケにしてもボケモンスターにしても、メイヤーはボケ味に特徴がありますよね。
どっぷりレンズ沼の住人でそろそろ抜け出る準備を・・・と思ってますが出かかって滑り落ちてを繰り返してます。

そういえば、このモデルのお人形さん・・・40cmくらい身長がありますか?靴やジーパンの質感も凄いな~と。またお人形さん自身も良い質感してて感心しちゃいました。
幼稚園くらいの頃、ドールハウス好きだったな~と思い出しました。^^
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